脚気に関係している玄米について 〜 玄米を食べよう!
脚気に関係している玄米について
玄米と脚気は、とても深い関係があるというのをご存知でしょうか?
まず、この脚気というのはどのような病気なのでしょう。
・体が疲れやすくなる
・何事に対してやる気がおきない
・とにかく眠くてたまらない
・体がむくんでくる
このような症状はまだ軽い段階でしょう。
放っておくと、心臓や神経などへの病気にまで進行してしまう危険な病気なのです。
江戸時代の頃には、この脚気という病気を「江戸わずらい」と呼んでいました。
何故なら、江戸へ参勤交代で行っていた人の多くがなっていた病気で、江戸から故郷へ帰ってくると治ってしまうという不思議な現象だったからです。
この原因というのは、実は江戸での食事での主食は白米だった為、栄養が不足してしまい脚気になってしまっていたのです。
特に、今の時代のようにおかずが豊富ではない時代に、故郷では玄米を毎日食べていた為、急に白米の生活になった事で発症していたようです。
この話だけでも、どれだけ玄米が体によいのか?という事が分かったと思います。
脚気と聞いたとき、今はあまり関係ないような病気のような気がするかもしれませんが、実はそうでもないのです。
副食となるおかずが増えすぎてしまった事による、糖分の取りすぎが大きく関係しているのです。
糖分というのは、体に取り入れた場合、ビタミンによって分解しなくてはいけません。
しかし、ビタミン不足なために、糖分が分解されずに体に蓄積され脚気を引き起こしてしまう事になります。
症状が出る前に、まず玄米を毎日の食事の中に取り入れてみる事をおススメしたいと思います。